ゴルフ会員権が値下がりしているようです。バブル経済崩壊後の最安値圏になっていると報道されています。
若年世代のゴルフ離れに加え、65歳を超えた団塊世代の足がコースから遠のきつつあるということです。会員権を持っている人が毎年ゴルフ場に支払う会費の値上げも多く、またインターネット予約が容易になり、プレーする人も会員権を保有するメリットが少なくなってしまったということもあるようです。
平成の初め頃までのバブル経済の盛んな頃は、日本の狭い国土ではゴルフ場はこれから造るのは難しくなるので、どんどん値上がりするでしょう。といった宣伝文句で業者は薦めるし、銀行はいくらでも融資をしてくれるという時代がありました。
値下がりの心配はないというので、投資のつもりで買ったゴルフ会員権が1/10、1/20となってしまったと嘆いておられる方も多くおられます。
財産を持つということは、値上がりするものもあるが値下がりするリスクもあります。
私どもは相続対策の相談を受けた時、それぞれの方にあった方法を充分に相談させてもらい、財産を持つことのリスクを少しでも少なくしていきたいと思っています。
税に関すること、所有の財産に関すること、何なりとご相談ください。
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘