私が監事として関わらせていただいている一般社団法人やまと文化フォーラムが運営する「邪馬台国物語の会」主催の講演と現地見学会が昨日11月14日10時から会員80名参加のもと桜井市で行われました。午前中、桜井市まほろばセンターで桜井市纒向学研究センター統括研究員の橋本輝彦先生の、纒向学「大型建物群発見!纒向の都市計画」という講演を拝聴しました。午後からJR桜井駅から巻向駅に移動し、ホケノ山古墳…箸墓古墳…東田大塚古墳…矢塚古墳…勝山古墳…纒向石塚古墳…大型建物跡を見学し、各所で橋本先生のお話を聞かせていただきました。
3世紀初頭から4世紀前半にかけて存続した纒向遺跡は、奈良県桜井市の北部、現在のJR巻向駅周辺に展開し、ヤマト王権の王都として、あるいは中国の史書『魏志倭人伝』に描かれた邪馬台国東の候補地として、とくに注目を集めています。そのことを200回にも及ぶ現地での発掘調査にも携われてきた橋本輝彦先生から直接お聞きし、講演中は真剣に聞き入りメモを取る人も多かったです。講演後の質問も多数あり、皆がなるほどとうなずく話を先生が付け加えてくださっていました。
昼食後の纒向遺跡での3時間に及ぶ現地案内でも、先生が一人でずっと説明をしてくださり、80名の参加者は疲れを忘れ熱心に聞き入る時間を多く持たせていただきました。参加した方々と「いい一日だったね。」と話しながら帰路に着きました。
奈良の人々は歴史を重んじ大事にする人が多いので、日本の歴史の始まりとなりその中心地となったのであろうと私も感じました。そのような地で、先祖からの大事な財産を引き継ぐ「相続」という仕事をさせてもらっている私どもは幸せです。
相続人みんなが納得できる相続、相続税の最大限の節税等お手伝いさせていただきます。ご心配なこと、どんなことでも結構です。ご相談ください。
邪馬台国の会のセミナーに参加して
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘