終戦から69年たったのですね。戦中、戦後の厳しい経済環境の中で生きてきた世代には色々な思いを持って迎える日だと思います。
厳しい世の中であっても、皆が将来に夢を持ちながら必死に生きてきた時代でもあった気がしています。
自分の家にも洗濯機を買いたい、冷蔵庫を買いたい、テレビを買いたい、車を持ちたいと必死に働き、ぜいたくを避け、貯蓄をしてきた。そして、目標を一つ一つ達成しながら、貯えも少しづつできてきた。このようにして日本中が中流家庭になっていったような気がします。
そのような貯えは、自分たちの老後の生活のためのものであり、子供や孫達に世話になるのはしょうがないが、経済的な面ではなるべく世話にならないで済むようにとの思いが詰まったものだと思います。
来年(平成27年)1月1日以降、そのような少しの貯えにも相続税がかかってしまうのではないか、子供達にまた余計な負担をさせることになるのではないかと心配されている方も多いのではないでしょうか。
そのような心配をされている方はぜひ当事務所に相談下さい。
まずは、どのくらいの相続税がかかるのか、それをどのように減らしていくのか、分割はどのようにしたらいいのか等々何でも相談してみて下さい。
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘