先日、新聞等で日本人の平均寿命が女性86.61歳で世界一、男性が80.21歳で世界第4位になったと報道されていました。
こんなに長生きできる日本で生を得、生きてこれたことは本当に嬉しいことです。
長生きできる嬉しさの一方、老後の生活が心配になる。私達日本人は心配性なのでしょうね。
退職後の第2の人生が長くなれば長くなるほど老後の生活の心配をしてしまいます。何歳まで生きれるのだろう。妻は自分が亡くなった後6年は生きることになるのだろうな。
何歳まで生きれるかわからないので、元気なうちは贅沢をせず、慎ましく節約をしてコツコツと貯えをしてきたという人が多いと思います。
それを、老人が蓄財しているのが悪いみたいに言っている。老人が蓄財しすぎるから消費が伸びずに景気を悪くしている。老人の持っている貯えを”消費に廻せ””残っているのが多いので相続税を負担しなさい”と社会福祉制度や税制等が昨今改定されているのではないのかと思ってしまいます。
平成27年1月からの相続税の基礎控除額の4割縮減もその一つだと思ってしまいます。
来年1月以降、今年末までに比べて相続税を負担しなければならない人が2倍になるそうです。都市部、都市近郊の住民はさらに多くの人が相続税負担を強いられることになると言われています。
私共の税理士事務所でも、相続対策、相続申告、その他税金対策を数多く経験させていただいてきました。その経験、知識をいかして、相続等に関して色々と心配されている方々に役立つ税理士法人でなければならないと思っています。
相続等で心配されている方は、是非当事務所に相談してみて下さい。
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘