日本人の平均寿命は男女共に80歳を超え、90歳まで生きる人は男性のうち4人に1人、女性は2人に1人となっているそうです。
平成27年1月からスタートした相続税の改正で、課税対象者の裾野は広がっています。都市部に持ち家があり、老後の生活のためにと蓄えてきた平均的な預貯金があるだけで課税対象になる可能性が高まっています。
一方で、高齢になるほど病気やケガで寝たきりになったり、認知症になる確率は高くなります。
認知症になると、自分の意思で自分の財産のことや相続のことなどを考えることが困難になることに注意が必要です。元気なうちに、自分の相続に対し必要な対策を講じておきたいものです。私どもは多くの方々から相談を受けますが、相談される方の思い、家族状況、財産状況等、それぞれ違います。その人にあった、その人に必要な相続対策を一緒に考えさせていただくのが私どもの大事な役割と考えています。
何なりと相談してみてください。
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘