相続対策のご相談を色々とお聞きさせていただいています。先日のご相談では、毎年、贈与の基礎控除110万円を活用しながら子供や孫に現預金の贈与をしているのですが、最近新聞等で” 人生100年時代 “これからの永い老後の生活費の心配もしなさい。と言われています。住んでいる家と土地を売れば100才まででも120才まででも生活する資金はできると思いますが、この歳になって永い間住みなれたこの家を売って他の所に住むことは到底考えられません。といった悩みをお聞きしました。
私どもの事務所でも相続対策で” 自分の将来の生活費が困るようなことになっては大変です “ということは充分お話しさせていただいています。
今回ご相談を受けた居住用不動産は、居住のまま老後資金を作ることができます。ご自宅を担保にして老後資金を借りるローン商品の活用です。「リバースモーゲージ」と呼ばれ、まとまった金額を借りて利息を払いながら、家に住み続ける仕組みです。老後生活に備える資金調達手段として利用できます。自宅の土地・建物を担保に差し入れて金融機関から融資を受けます。毎月利息のみを払います。元本は生存中は返す義務がなく、死亡後、担保である自宅を売却するなどして一括返済するのが基本です。
家の所有や相続にこだわらないなら、自分の老後資金作りに活用できます。ご自宅を活用して充実した幸せな人生を送りたいですね。
私どもの事務所では、相続税の最大限の節税を考えると同時にご相談下さる方の色々な悩みを一緒に考えさせていただきます。 何でもご相談ください。
ご自宅を活用して 充実した幸せな人生を
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘