” ふるさと納税制度 “が出来て10年になりますが、全国の自治体の受入れ額は昨年も過去最高額を更新したという報道がされていました。
返礼品競争が問題になったりして総務省から返礼品は寄付額の3割以下にという通知があったりしましたが、この” ふるさと納税制度 “というのは遠くから故郷を思う人や自分が何かの繋がりで遠い地方の市町村を知った人がその自治体を応援しようというものだと思います。自分の故郷でなくてもその地方の特産品の返礼品が気に入ってその地方のファンになってもらえるのは田舎の自治体にとっては嬉しいことだと思います。
返礼品の中に最近” 墓地清掃 “や” 空き地見守り “を加えておられる自治体もあります。仕事や家庭の事情で帰省出来ない人に代わって墓掃除や空き家管理を担うサービスを行うというものです。返礼品競争とは一線を異にし、遠い地から故郷を思っている人のニーズをとらえようとするものですね。
故郷(長崎県の壱岐の島です)を遠くに持つ一人として” ふるさと納税制度 “の発展を祈念しつつ、色々な税制に接し、それらの税制を活用し、節税の相談に乗らせていただいています。何でもご相談ください。
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘