新型コロナウィルス感染症の拡大は都市部を中心にどんどん広がっていると思っていましたが、4月7日に7都府県に発せられた「緊急事態宣言」が4月16日には全国に拡大し、感染防止策の強化・徹底が図られています。
たしかに都市部だけでなく地方にも広がっているようです。私は長崎県の壱岐の出身(高校卒業まで住んでいました)です。玄界灘に浮かぶ人口約2万6千人の離島・壱岐市です。その風光明媚な小さな島で6人の新型コロナウィルス感染者が確認されています。現地の市長が4月17日に不要不急の外出及び島外への渡航の自粛を呼びかけています。また、家族や友人で市外に住まわれている方につきましては、帰省や壱岐への旅行は控えてほしい旨のお願いのメッセージが出されています。私も当分の間、帰郷できないなあ!と淋しく思っています。
いや、淋しいなどと言っている余裕はないと反省しています。この奈良の地でも、いや近畿圏でこの緊急事態でたいへんなことになっています。観光に関する事業をされている方はもちろんのこと、それ以外の事業をされている方も大部分の企業の方の業績が大幅に落ちている状況です。業績対策、資金繰対策等色々と相談があります。国や自治体から出される特別な支援、助成金、特別融資等の受け方、申請の仕方等 種々の行政機関、金融機関等に問い合わせ・折衝をし、うまくいくように申請者と一緒に動くことが多数あります。法人・個人に関わらず何でも相談してください。一緒に考え当っていきたいと思います。
緊急事態宣言…こういうときこそ一緒に考えましょう
税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘